2022-12-13(火)
12月9日、午前0時に出発して今日13日の午前1時に無事帰って来た。
愛知県から長崎県往復の距離。↓
1,840km。片道約13時間の道のり。
一人ぼっちの運転だから人生についていろいろ考えることが出来た。
自宅を出て11時間後に関門橋に到着。対岸が門司。↓
壇ノ浦PAにて。
その後、北九州市の都市高速道路を走って講習会会場まで。
13時30分。福岡県のO高・野球部専用グランドへ到着。↓
学校から自転車で30分。次々と選手たちが集まって来た。↓
自転車は一直線にビシッ。↑
車から荷物を出していると、それを見た選手が走って来て荷物を運んでくれた。
選手の自主的な気遣いと行動にまず心を打たれる。
講習会前。K監督の話しから始まった。↑選手43人。
O高・野球部の講習会は今回で13回目。
例年なら学校の神聖なる礼拝堂が講習会の会場。今回は室内練習場で換気を配慮されたそうだ。
自分にバトンタッチされて講習会開始。予定の1時間半を終了。
こんなシーンがあった。
一人の選手が質問した。
僕はすぐに答えを返さずに、彼に逆質問をした。『君はどう考えるの?』と。
選手は戸惑った感じで声を絞り出すように考えを話してくれた。
『正解です』と、言った瞬間に選手たちから大拍手が起こった。
事前に監督さんから『チーム力が上がりました』と、お聞きしていた通りだった。
夜はK監督と食事をしながら講習会の反省会をした。
タイやサザエなどの刺身。
同じタイでも濃厚の味がした。水深が深いせいかも・・・。
その日はグランド近くのAZホテル(宗像市)に宿泊。↓
二日目の翌10日は長崎県佐世保市へ向かった。
北九州市から高速道路で2時間ちょっと。↓
S高・野球部の講習会は初めて。↓
保護者も参加されたので気合が入った。選手約30人と保護者たち。
何よりも飛び込みで名誉理事長のT先生が参加されたことに驚く。
冒頭の挨拶で僕は自己紹介と、ここまで独り車を運転して来た話をした。
69歳ですが体力と気力だけはあります、と。
話の途中では前日講習会を行ったO高の話もした。
すると、選手が良い答えをするたびに選手間で拍手が起こるようになった。
過去には古豪と言われ、甲子園にも出場されているS高だけど近年は低迷。
それだけに他校の話は選手や保護者の胸に刺さったようだった。
O監督との掛け合い話は時々大笑いを誘った。
初めての学校なのに名誉理事長を筆頭に3時間も聞いていただいた。というか、気が付いたら大幅にタイムオーバー。
『O高校と練習試合をやってみたいです』と選手。
若き24歳のO監督さんからも依頼されたのでお互い監督同士で連絡が取れる状況にしてS高を後にした。
その時の動画。↓
ドライブレコーダーの中で監督のO先生のひとことは『坂道の段差で車の底を擦りますのでお気を付けください』と。最後まで細かな気遣いと見送りに感激。
練習後の夜はO監督と監督のお母さんの3人で佐世保市内の人気料理店で反省会。↓
活きたままのイカ料理。
この日は佐世保市内のワシントンホテルに宿泊した。↓翌日も連泊。
最終日は西海市の少年野球チーム。今回が4年ぶりで2回目の講習会。
チームの専用バス。↓
O監督の奥様が予定時間にホテルまで迎えに来てくれた。
まずはみんなの練習風景を見せてもらう。
選手は中学生10人。山の上にあるSチーム専用球場。
全員がレギュラーで全ポジションをこなす。
講習会の時間が来て車で移動。
場所は西海公民館。↑
西海町の船番所から見た光景。前方に薄っすら見える街が佐世保市内。↑
ここは日本の最西端に位置する。夏はなかなか陽が沈まない街とも・・・。
思えばずいぶん遠いところまで来たものだと思った。
選手は10人だけど両親で参加されたところが多く、約30人とスタッフ。
講習会は2回目なので和気あいあいの雰囲気。
保護者さんたちのリアクションにのせられて気が付けばこちらの講習会も大幅に予定時間オーバー。
2時間50分。
その後は佐世保市内まで戻ってみんなで親睦会。
話し足りずに二次会は喫茶店で。
何から何まで大変お世話になった監督のOさん一家。
翌朝12日は愛知へ帰る日。
午前中、独りで佐世保市内の街歩き。↑
長時間の運転と立ちっぱなしの講習会3連発だったが意外にも疲れなし。
日本一長いと言われる四ヶ町商店街を午前中かけて歩く。↓
長すぎて途中でUターン。
最後に佐世保バーガーを食べながらベンチから佐世保港を眺めた。
S高・O監督お勧めのログキット。ここで佐世保バーガーを購入。↑
軍艦や水兵さんが居るので異次元の世界。
なぜか帰りたくない不思議な気持ちになった。
昼頃ホテルの駐車場を出発。
気合を入れてイザ、帰るぞ!
関門海峡を渡って下関へ。↓
12月13日午前1時、無事自宅に到着。
僕にとって講習会3連発はもの凄い自信になった。
大丈夫だろうか?から『やれる』に。
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