ベルのしっぽ

楽しかった伊勢の仕事

2022-06-01(土)

昨日、楽しかった余韻を残しながら三重県伊勢市から帰ってきた。

すると、その絶妙なタイミングでお伺いした県立US高・陸上部顧問のK先生から電話で注文を頂く。

説明会終了後は手土産までいただいた。

K先生のお心使いに深く感謝。

一緒に話を聞いていただいた相撲部の監督S先生は当店が長年お世話になっている兵庫県西宮市のH高・相撲部K監督の後輩とのこと。

偶然のつながりに話が予期せぬ展開で盛り上がる。

指南役のSさん(友人)も驚いておられた。

こうしてまたSさんのおかげでお付き合いさせていただく学校が増えた。

さて、その日の夜はSさんの友人が経営されている伊勢市内の焼き鳥店で親睦会。

Sさんと焼鳥店の大将NさんはUS高・野球部OBで同級生。↑

1番Nさんが塁に出て3番Sさんがかえす名コンビ。

それが40年経った今でも続いているから人もうらやむ、実にすばらしい友情を垣間見た。

余談だが20年前にNさんが焼鳥店を開業された時にSさんは毎日店に通われていたそうだ。

ところで僕がもっとも驚いたことは

Nさんは大の釣りキチで店を週休2日にして石鯛釣りを楽しんでおられること。

考えが僕と同じ。

石鯛釣りのでっかいハリとワイヤー。↓

このワイヤー付きのハリが魚拓と一緒に店内に掛けてあったので理由をお聞きすると、お客さまが店を出た時によく車のカギを側溝の中に落とされるらしい。

側溝の穴が小さいのでNさんがコレで釣り上げるそうだ。

この緻密な心遣いも繁盛店の秘訣。

『アベさん、6ヶ月間(50釣行)連続でボウズだったこともありますよ。いつ釣れるか分からないから決してめげません』と、Nさん。

さらに船を使わずにブッシュをかき分けて1キロ以上もポイントまで重い荷物を担いで歩いて単独釣行されている。

以前、仕事で10tトラックを運転して鹿児島まで往復したこともあるそうだ。

しかも半分は一般道。

恐るべし孤独力。

僕は思わずNさんの話に聞き入ってしまった。

料理は伊勢美人の奥様が話の腰を折らないように笑顔でそぉっと。

そして僕が一番ヒントをもらったことは石鯛のアタリの取り方。

魚の口が固いのでアタリが出た時に竿を立てず、逆に竿を倒して一直線にラインを引いて合わせるそうだ。

コレ、僕のチニング(黒鯛)にも応用できるかも・・・・。レベルと釣りが違うが同じ鯛。

70cm前後の石鯛の取り込みに筋トレは欠かせませんと、週2回ジムに通われている。

翌日は伊勢神宮を参拝して赤福を土産に買って帰ってきた。

3日、午前9時ごろの参道。↑

この日宿泊したルートイン伊勢。↑

珍しい平屋のホテルは快適だった。

ところで行きは岡崎市から伊勢市まで高速道で2時間40分。休憩1回。

帰りは伊勢神宮から岡崎まで高速道を使わず、一般道の国道23号を3時間45分かけて帰ってきた。休憩なし。

近く長崎県西海市の少年野球チームの講習会に行くのでロングドライブの練習。

現地までは約1,000キロの道のりを高速道路利用で休憩をとりながら16時間走行になる。

福岡までの13時間走行は何度も行っている。長崎は今回で2度目。

これも焼鳥店のNさんの『鹿児島までトラック』で勇気と元気をもらった。

よし!九州までがんばるぞ。

帰りは1泊余分に泊まって釣りだ。

土日が講習会なので帰りはちょうど当店の定休日になる。

仕事の後の釣りは最高の褒美。

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