アベの釣り自慢

仲間と鮎釣り最終戦

2021-10-14(木)

定休日の12日、予定通り午前9時ジャストに先輩Sさんが迎えに来てくれた。

かなりおおざっぱなSさんなのに釣りの時は1分も違わず正確。

もう一人の先輩Aさん(稲沢市)とは現地で待ち合わせ。

目的の矢作川・川口地区までは高速道路と一般道を走って60分ほど。

道中、趣味のボーリングを延々と語られたSさん。

前日、200を連発した後で130台を出してアベレージを下げたことが残念で仕方ない・・・と。

僕はボーリングに誘われないように話を釣りに切り替えたが、すぐにまた戻された。

そのたびに200は素晴らしいと・・・・。

さて、肝心なアユ釣りだが午前10時30分に釣り開始。

Aさんは上流のトロ場。

すぐに1匹釣られたので着替え中の土手から拍手。

Sさんが『今日は釣れそうやなぁ~』。急に顔がニコニコに。

SさんはAさんの下流の平瀬で竿を出されたので僕は川切りをして対岸に渡った。

減水だからどこからでも渡れる。

瀬で野アユを釣ってトロ場へ移動して上飛ばしで釣る狙い。

ところが予定通りいかない。

1時間後にやっと釣れたと思ったら腹掛かりでアウト。

ここで昼食タイム。

3人揃って語りながらの昼食は今シーズン初。

この時点の釣果はAさん1匹、Sさん0、僕1匹。

この日の天気は午後から雨予報。

いつ降り出すか分からないので場所移動せずに同じ場所で釣ることにした。

僕は再び対岸に渡り、何としても瀬で野アユをとってトロ場で釣りたかった思いもあってガンガン瀬にオトリアユをねじ込んでみた。

するとズコーンと、ロケットのようなアタリで竿が下流に引っ張られた。

何とか竿を曲げてこらえながら下流へ走る。段々瀬の落ち込みまで誘導してドスーンと抜いた。↓

写真上が釣った野アユ、下が養殖のオトリアユ。

これで勝負が出来る。

野アユを持って予定通り上流のトロ場へ移動。

やっと得意な上飛ばしが出来るとワクワク。

アユを上流へ泳がせながら泳ぐスピードを竿の角度でコントロール。

アユを引かないように上流へと泳がせると、目印がスコーンと水中へ消えた。

後は強い引きを楽しみながら引き抜かないで寄せてからタモ入れした。

昔の釣りは現在のようなアユを空中に飛ばして受ける釣りでは無かった。

単純に立竿で泳がせて釣る。アユが掛かればじっくり寄せてタモへ。

歳をとったせいかこの釣り方が今になって一番楽しい。

釣りは過去に戻る。

平均22cmくらいに育ったアユの引きはスリル満点。

暗くなる寸前の午後5時まで粘った僕の釣果。↑

3人の最終釣果はAさん2匹、Sさん0匹、僕は8匹だった。

Sさんはアユが掛かったけれど慎重になり過ぎてバラシてしまったそうだ。

『ちっとも釣れん。悔しい』と、何度も連発。

この日の大物賞。↑

Aさんが釣られた27cmのデカ鮎。尺鮎まであと3cmは凄い。

ところでSさんはこの日、土手でヘビを見たという。

それなのに釣れなかったのはおかしい、と首をかしげられた。

『アベちゃん、ヘビを見たら釣れるんやなかったかね?』と聞かれた。

ここでやっと理解できた。Sさんが土手で何かを探している光景を・・・。

Sさんは丑年なので牛を飼ってみたらどうか、とお答えした。

これで僕は今シーズンのアユ釣りを終了。

釣行回数5回でトータル98匹。

平均19.6匹は今年も満足した自分のアユ釣りが出来た。

帰りの車の運転はもちろん僕。

Sさんの逃げたアユの話を聞きながら無事帰宅。

別れ際にSさんがひとこと。

『今度はボーリングで勝負やぞ』。

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