2020-07-10(金)
午前8時、岡崎の空です。(撮影・店の屋上から)
昨日の棋聖戦3局目は感動した。
渡辺棋聖がカド番で勝った将棋は将棋界トップ棋士の底力を見た。
僕は何よりも渡辺棋聖の対局姿勢にこころを打たれた。
終盤、藤井七段の残り時間が3分になった場面。
手番は渡辺棋聖。
こちらは残り時間を60分余り残す。
AIの形勢判断は渡辺棋聖に傾いていた。
ここで藤井七段はトイレに立ったのだ。
この勝負を落とすとタイトルを奪われる渡辺棋聖。
この瞬間に指せば藤井七段の手番になるため一気に時間が無くなり不利になる。
藤井ファンとしては気が気ではなかった。
しかし、渡辺棋聖はそれをしなかった。
僕はその場面を見て、素晴らしいと心から拍手を送った。
将棋の神髄を見た。
自分もそんな生き方をしたい。
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