2020-02-18(火)
今朝8時、岡崎の空です。(撮影・店の屋上から)
昨日は作ったランガンクーラーボックスを持って静岡市の清水港へ単独釣行。
午後5時40分、先週初物のキビレを釣ったポイントへ。
すぐに暗くなってゴールデンタイムに突入。そしていきなりヒット。
白銀色に光る魚体が浮上、まさにネットに入れる寸前にバラす。
ショックでしばらくランガンクーラーボックスに座ったまま海を見ていた。狭いポイントなので場の静寂を待つためもあったが悔しさで力が抜けた。
それくらいバラシはショックが大きい。
午後8時を過ぎると潮の流れが速くなった。その時だった。
竿先にかすかな違和感を感じた。そのまま小刻みなシェークを続けているとゴッとルアーを噛んだ手応え。
ここで手首を返すだけの小さな合わせを入れたら魚がロッドに乗った。
大きな合わせはバラした時に二度と釣れなくなる。小さな合わせは再びタイがルアーを追う可能性を残す。
今シーズン2匹目のキビレ41cm。↑ルアーはレッドワーム
やった~!今週も釣ったぞ。心の中で叫んだ。
これで十分満足のはずだったがここからがメインの幕開けだった。
何と釣り人憧れの『年無し』がヒットしたのだ。↓
ジャスト50センチ。
年無しヒットタイム↑
2キロのクロダイ年無し。
実はこの年無しがヒットした時に強風が吹き荒れていた。
ヒットした瞬間にランガンクーラーボックスの防水クッションが飛ばされて海面へ。
ネット購入したばかりで座り心地満点。購入価格は2千円ちょい。
目の前にプカプカ浮くクッションをしり目に魚とのやり取り。
ネットを出した時にどちらを先にすくうか、の二者択一を迫られた。この時点では右手にロッド、左手はリールを操作中でネットには手が出せない状況。
魚を浮かせてデ、デッカい。
迷わずクロダイをネットに入れたがその時点で防水クッションは潮に流されてネットの届かない位置だった。
本日二度目のショックを味わう。
生涯5匹目の年無しを釣ったのに何となく空喜び。
同様なルアー釣りで外道のカサゴが釣れた。即リリース。
まるでタイの様なアタリと引きに騙された。シェーク中にヒット。
おまけの話
このポイントはいつも誰もやっていない。
( バックは富士山、背中に大型ネット。セルフタイマーで撮影)。
海底に障害物が多く根掛かりが多発して釣りにならないからだ。
僕は魚のアタリがあった場所へキャストしてルアーを引かないようにその場所にとどめてルアーをシェークする方法で結果を出した。
表現的にはルアーを躍らせてアピール。タイを寄せる釣法。
それでも根掛かりはするがめげないようにがんばる。キャスト、根掛かり、結び直しの連続技が必要。
この技術を習得すればもっと釣りがうまくなれる。めんどくさがり屋の僕の性格を治すのにはピッタリの釣法でもある。
年無しクロダイの刺身の一部。↑ 柔らかくて抜群に美味しかった。
今シーズン鯛のルアー釣り3回目で累計3匹。しかも年無しのおまけつき。
これで昨年実績の63匹まで残り60匹になった。
この日の釣果↓ 年無しとキビレ。
ちなみに昨年は3/4と4/22に年無しを釣った。(50cmを超すと年無しと呼ぶ)
4/22は釣れた時にネットを自宅に忘れたことに気づく。その時にどのように年無しをキャッチしたか。
僕の長い釣り歴の中でも記憶に残る釣りだった。
こちらは2019/3/4に釣った年無し↓
静岡県清水三保にて↑
昨年はシーズン初ヒットが年無しという幸運に恵まれた。自宅にて。↑
これも忘れられない釣り歴となっている。
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