2019-04-11(木)
『しっぽ』はあってもなくてもいい。 そんな気軽な気持ちで 書いている絵日記。
まずは今朝8時、岡崎の空です。(撮影 Olympus Tough f2.0)
昨日は将棋の名人戦で珍しい光景を見た。
佐藤名人に豊島二冠が挑戦。
佐藤名人の58手目に千日手が成立して翌日再試合になったのだ。↓
将棋チャンネル・AbemaTVより
千日手成立の瞬間、静寂していた室内にどよめきが起きた。
滅多にお目にかかれないシーンだけに自分もドキドキして見ていた。
千日手が成立した局面。↑
佐藤名人の▲6一馬に対して豊島二冠の5二の飛車が8二の地点に
逃げたところ。そして再び▲7一馬から△5二飛車へ。
この場面が4回繰り返されて千日手に。
この局面で主導権は先手の佐藤名人にあった。
なぜこの場面で佐藤名人は千日手を選んだのか。
1時間を超す長考の末出された答えだった。
本当の胸の内は分からないが先手が不利と読まれたのだろう。
今日の再試合は先手と後手が入れ替わって開始されている。
持ち時間は佐藤名人の約4時間に対して豊島二冠は約6時間もある。
いろんな意味でこの勝負は興味が尽きない。
将棋は見るだけでも楽しい。
ちなみに千日手の由来は千日やっても勝負がつかないこと。
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