2021-04-24(土)
午前8時、岡崎の空です。(撮影・店の屋上から)
先日19日の渓流釣りの帰りのできごと。
川沿いの空き地に止めていた車を数メートルほど動かすと、車体の下付近から異常音がした。
まるでマフラーが外れて引きずっているような甲高い金属音だった。
すぐに車を止めて車体の下を確認したが見える範囲で異常なし。
どうやら助手席側のタイヤ付近からのようだった。↑
しかし、エンジンをかけて止まっている時は音がしないが動き出すと鳴り響く金属音。
昔からスバル車ばかり乗り続けているがこんなことは初めてだった。
ここでスバルのメカニックへ電話した。
結局、原因がつかめず走れるだけ走ってダメならスバル保険のレッカー車という結論に。(スバル保険は全国どこからでも距離に関係なくレッカーしてくれる)
しかもここはまだ山道。この先から幹線道に入るが郡上八幡へ抜ける山岳道と高山市内から下呂に抜ける国道41号かに選択肢を迫られる。
ここは安全面と万が一のレッカー車を考えて遠回りでも高山の街を抜ける国道41号を選んだ。
パイロットランプはすべて正常だった。
高山市内に入るとちょうど夜ラッシュにハマり、ゴー・ストップの連続。
車が動くたびにガラガラ音が鳴るので歩行者が何ごとかとこちらを見る。実に恥ずかしかった。
宮峠トンネルではマフラーを外したバイクのような音がトンネル内に響き渡る。
幸いここから下呂あたりまでは下りになる。
パイロットランプから目を離さずの運転はかなり疲れる。
焦げ臭い匂いだけは早急に車を止めなければならない。
オイル漏れの危険があり、発火の原因になる。
ところが久々野あたりまで来たらピタッと異常音が止まったのだ。
走りは何ともない。正常だった。
もの凄くホッとした。
念のため高速道路にはのらず、このまま一般道で4時間半かけて自宅に無事到着。
今回起こったことを箇条書きして車を引取りに来られた担当のHさんにお渡しした。
昨日、ディラーからすべての点検を終えて車が戻ってきた。↓
アベさん、原因が分かりましたとHさん。↓
写真上部は僕が異常を書き込んだメモ。下は調査票。
フロントのタイヤ、ブレーキパッド付近に何らかの偶然で小石が挟まり、それがタイヤが回るたびにこすれて金属音として鳴り響いていた、と原因を突き止められたのだ。
写真左のネジ部に小石が挟まり、その下の鉄板部の金属が削れているのが確認できた。
そして走行中に石が割れて外れたのだ。
『ものすごく稀なことがアベさんの車に起こりました。ついでにすべてを調べましたので100%安心です。僕たちスタッフも勉強になりました。どうぞ安心して長距離をバンバン走ってください』とHさん。
僕は感謝で何度もHさんに頭を下げた。原因が分かった時の納得感はまるで勝者。
何よりも同じ車を使い続けている信頼感をあらためて実感した。
釣りはオフロード走行が当たり前。
釣りに満足、小石に負けた一日だった。
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