2020-07-29(水)
午前8時、岡崎の空です。(撮影・店の屋上から)
定休日の月曜日、火曜日は一泊二日でアユ釣りに行ってきた。
宿泊したところは毎年お世話になっている岐阜県高山市の臥竜の郷。
ここのかけ流しの天然温泉は釣りで疲れた体には絶好。
さて、今回も大雨の影響で目的の高原川や川上川は濁りと大増水で釣り不能。
そこで急きょ福井県の足羽川まで足を伸ばした。
福井なのに宿は高山?
ホテルは二度にわたって日程を延長してもらっていたのでキャンセルは申し訳ない気持ちで出来なかった。
一番大変だったのは群馬の友人Oさん(57)だったと思う。
群馬県太田市からは迂回の連続。
やっと到着した臥龍の郷から福井県大野市の道の駅・九頭竜まではさらに1時間半。
27日Oさんと待ち合わせた道の駅・九頭竜↑
何としても釣ってもらわねば・・・という気持ちでいっぱいだった。
ここからは山岳道路を一本道で約1時間走って目的の足羽川へ。
増水していたが笹濁り程度で釣りには影響なし。天候は曇り。
川を見たOさんが懐かしがった。
『昔、アベさんにフライフィシングで連れてきてもらい大イワナを釣りましたよね』とOさん。
僕はすっかり忘れていた。
午前9時、釣り開始。
増水して押しの強い流れ。
開始早々に1匹目がヒット。
20cmほどの良型にほっとした。↑
これをおとりにすると5分くらいで同型が釣れた。
しかし、この後は順調には釣れずに午前中終了。
僕は8匹でOさんは4匹だった。
昼食担当の僕はコンロで湯を沸かしてカップヌードル。
沸騰中の鍋にサトウのごはんとカレーのレトルトパックを放り込む。
カップヌードルを食べている間にカレーが出来上がるあんばい。
午後からも僕は目の前(写真)の瀬で釣った。
下流で釣っていたOさんは今度は200m上流の橋(写真)まで行くという。
この行動力はすばらしい。後にこの行動が恩恵をもたらす。
午後4時頃から雨が降り出したのでここで僕は終了。
釣果は17~21センチを6匹追加して合計14匹だった。↑
雨のためオトリ屋さんで着替えて上流のOさんの様子を見に行く↓
そして、Oさんがアユを掛けた。↑
何と雨にも負けずに午後5時半ごろまでがんばって良型ばかり13匹追加。合計17匹にビックリ。僕の完敗。
午後からのOさんの釣果↑
Oさんがニコニコして川から上がって来た。
聞けば今シーズン28回目の釣行で一番の釣果らしい。
ほんとうに良かった。
途中、雨の中をホテルまで2時間半かけて戻る。
温泉に浸かり、焼肉で今日の感想戦。
『諦めていたアユ釣りが出来て、尚且つ良型が釣れたことに大満足しました』と、Oさん。
今年は雨続きで川のコンデションが悪く、ボーズが多いとOさん。
それでも釣りが出来るだけで満足、ボーズはまったく気にならないと言う。
Oさんは学生時代にバレーボールをやられていてずーと補欠選手だったそうだ。
大学卒業後も選手をサポートする会社に勤められて自分をアピールすることがなかった。
少なくともその下積み精神がめげない力になっているように思えた。
釣りは相手が人ではなく何を考えているのか分からない魚。
Oさんにはこれほどピッタリくる趣味は無かったと思う。
8月からは自宅のある神奈川県に帰られる。奥飛騨までは群馬からと比べて所要時間があまり変わらないそうだ。
『次回もまたここで釣りましょう』と、ホテルで別れた。
僕は国府町のアジカ市場に立ち寄り特産品のモモを購入。午後3時に帰宅した。
こんな大きな桃が10個入って1500円↑
Oさんは高速道路の事故渋滞にハマり午後7時に無事帰宅したとLINEが入った。
『波乱の多い釣行でしたが満足の釣果でした・・・・』とのコメントにホッとしたと同時に決行して良かったと思った。
OさんにLINEで送った釣りプラン↑
これで今シーズンのアユ釣りは5回釣行して65匹。
昨年の146匹まであと81匹になった。
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